2014-01-23

また同じ朝がくる

ずっと、いつか来ると思ってた日が、昨日やってきた。

私が美術の道にくるきっかけになった人で、ずっとネックになっていた人物が結婚したことを知った。

いつかこの日がくることはわかっていて、でもまさかこんなに早いとは思っていなかった。

当時は、彼が結婚したら何か変わるのか、子供ができたら何か変わるのか、なんて思いをめぐらせたりもしていたから、言葉ではうまく表せない、本当に何とも言えない気持ちだった。

昨日は、荒川修作についての講義をうけて、
何ヶ月ぶりかわからないくらい久々にアイライナーを買って、
今の私にはいつだって側にいてくれる大事な人がいて、昨日はその人も一緒にいてくれて、

何かの予兆だったのかもしれない。

そして、神様は優しいなとおもった。


正直、こんなに平和にこの日を迎えるとは思わなかったから、
それも同時に驚いたんだと思う。


最近、以前付き合いがあったような知り合いがどんどん結婚している。
子供ができた人もいる。

私も少しずつ年をとっているんだな、と思う。

私は過去の記憶に囚われる癖があって、でも、周りはそうやってひとつひとつ大きな決断を積み重ねて、姿を変えていく。

それが無性に悲しくなることもあるんだけれど、いつまでも悲しい、楽しい、そんな感情だけで生きているわけにはいかないから。

私もそろそろ大人にならなくちゃいけないのかもしれない。

今日は新しい一歩。
自分がこれからどんな生き方をしていくのか、少し楽しみになった。

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