2013-07-22

トポロジーと部屋と体積



これまで、かわいいZINEを見ることはあっても、
どうしても欲しい、と思えるものに出会ったことはなかった。

少し前にユトレヒトに行ったとき、
本当に金欠でどうしてもお金がなくて、
それでもどうしても欲しくなって買ってしまったもの。

それが、PHILIPPE WEISBECKERの"GREENHOUSE STUDIES"だった。




中身は、温室の写真とそのドローイング集。
特にカラーもなく、この表紙のテイストがずっと続いていて、
ドローイングも表紙と同じ線で描かれている。
お洒落なものや可愛いものは他にもあったはずなのに、
なぜかこれがどうしても欲しくて、買ってしまった。


今日、また改めて"トポロジー(位相幾何学)"についていろいろと調べていたら、
たくさんのいろんな点と点がつながって、線が見えかけた。

"トポロジー"という言葉を意識しないときから、
"やわらかい幾何形態"という言葉を使っていたこと。

部屋

体積

階段

スライム

全部の要素が一致して、このZINEを買わずにいられなかった理由がようやくはっきりした。


ひとつ気になっているのは、ユウジモリさんというアーティストを今更知ったこと。
http://www.yujimori.com/

階段

Tシャツ (服、身につけるもの)


また、でてくるキーワード。



皆さんは、『体積』という言葉の意味を、知っていますか。

Wikipediaによると、
体積(たいせき)とは、ある物体が 3 次元の空間でどれだけの場所を占めるかを表す度合いである。

だそうですよ。


あなたは、あなたの体積を知っていますか?




夢では、どんどんどんどんどんどんどんどんどんどん部屋が作られます。
扉も窓も自由自在で
どんな入り組んだ形もできます。
廊下をつくってもいいんですよ。

ずーーーーっと廊下を進んで行くと、その先の扉の向こうには、どんな部屋がありますか?